古代祭祀の面影
磐座(いはくら)逍遥 ~天白磐座の庭に吉処を求(ま)ぎて~
“高天の原に坐します大神を 我 吉処(よきところ)に奉らむ”
“天の磐座(いはくら)放ち給ひ 天の八重雲を伊頭の千別きに千別き給ひて・・・”
“是の磐座に 天降し依さし給へ”
“我が心ざして往く処 吉きこと有らば・・・”
“南の鳴磐は未だ見ざれど 吉処の有るべく見ゆ”
“是の和(にご)き水音の鳴磐は甘き水の清(さや)けき水のさわなる吉処なり”
“是の草の木を神籬(ひもろぎ)となして 大神を鎮め坐して斎き奉らむ”
(文 / 倭姫命世紀および大祓詞を参照)
(モデル / 倭姫命人形[伊勢参宮記念品])