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倭(ヤマト)しうるはし

~わが国が「倭」と呼ばれていた上古の面影を今につたえる風景や風物など・・・いにしえのヤマトをしみじみと~

古代祭祀の面影

上毛三山の山麓遺跡について

前回レポートで,神奈備山の事例を簡単にご紹介しましたので,今回は「倭しうるはし情報室」のコーナーから関連情報を抜粋します。

上毛三山の山麓遺跡について

●かみつけの里博物館「かみつけ塾講座」
~上毛三山の山麓遺跡について~ (講師:大工原豊 氏)
【日時】2011年2月20日(日) 13:00~15:00
【会場】かみつけの里博物館 TEL027-373-8880
【その他】有料:200円 要予約(前日までに電話にて予約受付


いよいよ,今週末に迫っています。

群馬県の上毛三山(赤城・榛名・妙義山)についての講演です。上毛三山は,縄文の昔から信仰の対象として崇められていて,祭祀遺跡や集落跡などが見つかっているそうです。
 赤城山,榛名山,妙義山にはそれぞれ,赤城神社,榛名神社,妙義神社が存在しており,山岳信仰を現在に伝えています。


上毛三山の山麓遺跡について

その三山のうち,最近とみにパワースポットとして参拝者が多い榛名神社。その由来によれば,当初は榛名山の神を祭る「ひもろぎ」が山麓に設けられたのが神社の始まりだとのことです。また,妙義神社を参拝した折には,社殿神道以前の磐座だろうといわれる巨岩をいくつか見学させてもらいました。赤城神社は自分,まだ参詣したことがありません。
 今は,上毛三山の3神社とも祭神が鎮座する立派な本殿がありますが,かつては大神神社などのように山そのものを御神体としていたのでしょうね。

当日はどのような内容の話になるのか,もちろん詳しくは知りませんが,上毛三山の原初祭祀についての講演なので,おそらく前回レポートの「神留まる処(1) ~今に残る神奈備,御諸の山~」とある程度接点のある内容だろうと思います。 
 


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まほろば旅日記編集部 倭しうるはし担当